Konstantin Grcic
コンスタンチン・グルチッチ(1965 - )は、ドーセットにあるJohn Makepeace School で家具職人としての修行を積んだ後、ロンドンのRoyal College of Artに入学しました。 1991年、自身の事務所をミュンヘンに設立し、現在に至るまで、プロダクト、家具、照明など多岐にわたるデザインと開発を手掛けています。コンスタンチン・グルチッチは、人間を中心とした考えを機能に落とし込み、無駄を省いたシンプルなフォルムの中に、強い想いとユーモアのあるデザインが特徴です。彼のプロダクトはいずれもデザインと建築の歴史への研究心と、技術と素材に対する情熱により生み出されています。シンプルなデザインで知られるコンスタンチン・グルチッチですが、ミニマリストではなく、シンプルさの中にこそデザイナーとしての熱い想いがこもるものだと自身は語っています。 コンスタンチン・グルチッチによるプロダクトの多くは、国際的なデザインの賞を受賞し、彼の作品はニューヨークのMoMAやパリのCentre Pompidouなどの美術館に所蔵されています。








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アルテックという社名は「アート(芸術)」と「テクノロジー(技術)」という1920年代に沸き起こった国際的なモダニズム運動のキーワードを掛け合わせた造語です。1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に、ヘルシンキで設立されました。その創業宣言(マニフェスト)においても「商業的な側面をはるかに超えた文化的な使命」と考えていたことが読み取れます。今日、アルテックのコレクションは、フィンランドの巨匠たち、そしてグローバルに活躍する建築家やデザイナーによる家具や照明器具、ホームアクセサリーが揃っています。それらは一様に、機能性に基づき、詩的なまでに明快なデザインです。創業者の精神を受け継ぎ、アルテックは今日でもデザイン、アート、建築の交点に立ち、未来への道を切り開き続けています。












