
ロナン&エルワン・ブルレックは、共にフランスのカンペールで生まれました。兄のロナンはパリの École Nationale des Arts Décoratifs で、弟のエルワン はÉcole des Beaux-Arts in Cergy-Pontoiseで学び、ロナンは卒業後すぐに自身のスタジオを構え、当時まだ学生だったエルワンは、兄のスタジオで制作を手伝っていました。 1999年から、ブルレック兄弟はパリのデザインスタジオを拠点に共同でデザインを手がけるようになりました。彼らの作品は日々の暮らしの中で使う小物から建築プロジェクトまで多岐に渡ります。家庭やオフィス用家具、花器、磁器、ジュエリー、その他インテリアアクセサリーのデザインを手がけ、さらに彼らのデザインの範囲はインテリア空間全体にまで広がっています。









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アルテックという社名は「アート(芸術)」と「テクノロジー(技術)」という1920年代に沸き起こった国際的なモダニズム運動のキーワードを掛け合わせた造語です。1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に、ヘルシンキで設立されました。その創業宣言(マニフェスト)においても「商業的な側面をはるかに超えた文化的な使命」と考えていたことが読み取れます。今日、アルテックのコレクションは、フィンランドの巨匠たち、そしてグローバルに活躍する建築家やデザイナーによる家具や照明器具、ホームアクセサリーが揃っています。それらは一様に、機能性に基づき、詩的なまでに明快なデザインです。創業者の精神を受け継ぎ、アルテックは今日でもデザイン、アート、建築の交点に立ち、未来への道を切り開き続けています。












