
TAFは、ガブリエラ・レンカとマティアス・シュタルバウムによって設立されたストックホルムのデザインスタジオです。日々の暮らしに溶け込みいつしか無くてはならないものとなるデザインを目指し、製品を生み出し続けています。
アルテックの アトリエ チェア は、コンパクトで軽量かつスタッキング可能で快適な座り心地を兼ね備えた椅子です。ストックホルムを拠点とするデザインスタジオTAFによりデザインされました。アトリエチェアは、住まいから働く環境、公共空間まで、あらゆる環境において変わることのない普遍的な存在です。その名は、アーティストのアトリエがコンセプトとしたストックホルムの国立美術館に新設されたレストランのためにデザインされたことに由来しています。
製品仕様 | お選びください |
本体、背面 | ビーチ無垢材 アッシュ無垢材 オーク無垢材 |
座面の仕上材 | ビーチ突板 アッシュ突板 オーク突板 |
座座面の芯材 | ビーチ成形合板 |
原産国 | イタリア |
備考 | フェルトグライド付 |
素材の特徴 | アルテックは自社工場で無駄の無い木材使用を行なっており、端材は燃料に用いるなど、会社独自に森林の保全に貢献しています。 さらに木材の節や色の濃淡の出かたにより、使用する場所の選別を行っています。節や木目の出かたが少ないものは表面に、少し出ている場合は裏側等の通常の使用の際に見えない場所、大きく出ている場合は組み上げた際に隠れる場所や、カラー塗装するアイテムに使用しています。 |
製品保証 | 保証期間 2年(Artek正規販売店) |
デザイナー | デザインスタジオTAF |
製品サイズ | 幅46 奥行47 高さ78 座面高さ45.5cm |
生産リードタイム | 8 週間 |
アルテック製品は手作業による一点物ではなく、工場で製造される量産品です。とはいえ、製品の本質、そして何より素材は完全に機械によってオートメーション化された製造工程とは対極にあります。アルテック製品は創業以来、一貫して厳しい品質基準の下、半機械化によって作られています。つまり機械を用いながらも、多くの工程は人の手によるクラフトマンシップを経て生まれるのです。したがって私たちは、それぞれの製品を完全に均質なものにすることが可能だとも、またそれが必要だとも考えてはいません。素材あるいは製造工程で生じるわずかな違いは欠点ではなく、むしろおのずと生まれたアルテック製品の個性であると捉えています。
フィンランドの自然素材を用いた曲げ木の技術 -「L-レッグ」
「L-レッグ」は、アルヴァ・アアルトが1930年代初めに開発し、当時、特許を取得した曲げ木の技法です。無垢材の先端から曲げる部分まで切れ目を数ミリ間隔で入れ、その間に薄いベニヤ板を挟み接着した後、熱を加えながら曲げるという製法です。L-レッグは、シンプルな工程でありながら、厚い無垢材を曲げることができ、さらに頑丈で安定した仕上がりになります。L-レッグのことをアルヴァ・アアルトは「建築における柱の妹分」と呼びました。さまざまなサイズのL-レッグをスタンダード部品としてシステム的に応用することで、「スツール 60」、「69 チェア」、「153 ベンチ」、そして「アアルト テーブル」まで、アルテックの製品コレクションの多種多様な製品が生み出されました。。
北欧の賢人
最も影響力を持った20世紀の建築家の一人であり、建築評論家のジーグフリート・ギーディオンが「北欧の賢人」と例えたアルヴァ・アアルト(1898-1976)は、フィンランドのクオルタネに生まれました。生涯、アアルトは200を超える建物を設計し、そのどれもが有機的なフォルム、素材、そして光の組み合わせが絶妙な名作として知られています。建築は家具と補完し合うものと考えていたアルヴァ・アアルトは、自身が設計した建築に合わせておのずと家具のデザインも手掛けることになります。1931 - 32 年、パイミオのサナトリウムのために開発した最初の家具デザインは世界的な注目を集め、1935年、アルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトがデザインする家具、照明器具、テキスタイルを世界的に販売することを目的にアルテックを創業しました。アルヴァ・アアルトが生み出した有機的なフォルムは、のちの建築家の手本となり、彼のデザインした家具やガラスアイテムは北欧デザインが世界に広まる上で大きな役割を果たしました。建築家としてだけではなく、プロダクトデザイナーとしても高い評価を得たアアルトのプロダクトは、合理性を考えたパーツのスタンダード化、新しい曲げ木の技法の開発など、量産を念頭に置いた先進的な考えが取り込まれていました。
配送から2年間 商品が材料においても製造においても欠陥のないことを保証します。 但し、次の行為によって生じた欠陥、損傷、不具合に対しては適用されません。 ・通常の目的以外の使用による汚損、または破損が生じた商品 ・商品の不適切な使用や不正な取扱い又は改造(ファブリックのケアを不適切な薬品で行うなど) 保証期間を過ぎた商品の修理は有償にて承ります。 |
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